ウラジオストクはサンフランシスコのようなロマンチックな霧の街です
日本海ブリッジのウラジーミルさんから美しい7枚の写真が届きました。
まずはご覧ください。これらは3月末の夜に撮られたものだそうです。
「霧の街」といえば、ロンドンやサンフランシスコが有名ですが、ウラジオストクも「霧の街」と呼ばれています。
1年のうち6~8月が特に多いそうで、私もその時期ウラジオストクを訪ねたことがありました。マリーナからクルーザーに乗ってルースキー島に向かったのですが、午前中は厚い霧で覆われていたのに、お昼が近づくと、空はすっかり晴れて青空になりました。
これはルースキー大橋です。巨大な斜張橋の塔が霧ですっかり隠れています。
ウラジオストク港に戻ってきて、金角湾大橋をくぐる頃には、空はすっかり晴れ渡っていました。
ですから、ウラジオストクでは夏場に海霧が出やすいのは知っていたのですが、春先にも霧が出るのだなあと思った次第です。
ウラジオストク在住の宮川琢さんによると、海霧の発生には以下の2パターンがあるようです。
- 温かく湿った空気が到来する⇒温度の低い海に触れる⇒霧の発生
- 温度の高い海から水蒸気が上がる⇒温度の低い空気が到来して触れる⇒霧の発生
ウラジオストクの場合は、3月下旬から5月にかけては①のパターン、すなわち春になり、大気の気温が上がる一方、3月中旬くらいからようやく海の氷が溶け始めるものの、まだ海水は冷たいため、海霧が発生しやすくなります。それが今回、ウラジーミルさんが送ってくれた写真です。
6月から8月にかけては②のパターンではないかと思います。すなわち、夏になり海水の気温は上がりますが、特に朝方は大気の気温はまだ低いため、海霧が発生しやすくなります。だから、夏の場合、昼に近づき、大気の気温が上がると、海霧は消えるのではないでしょうか。
ウラジーミルさんは言います。
「海で発生した霧はウラジオストクの街をすっかり覆います。でも、それは港や海辺に近い場所だけで、郊外までは届かないのが普通です。
ですから、霧の日にお客様を案内するのは大変です。たとえば、鷲の巣展望台からウラジオストク港を望もうとしても、港はすっぽりと霧に包まれていて、何も見えないからです。あそこはウラジオストク駅ですとか、マリインスキー劇場ですと言いたくても、視界不良なのですから」
現地サイトの解説によると、ウラジオストクでは夏の6月から7月にかけて海霧の頻度が高く、大気が10℃から20℃のときに発生しやすいそうです。ですから、気温が低い日は夕方や夜まで霧が消えない日もあると言います。
ところで、宮川さんによると、昨年末にウラジオストク市内のスヴェトランスカヤ通り沿いにAquatoriaという巨大スパセンターができたそうです。場所は港に面した少し高台にあるので、金角湾を眺めながらスパに入れるそうです。
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