ウラジオストクのソ連っぽさ全開のビール専門店を紹介します
ロシア人はお酒好きで、アルコール度数の強いウオッカのようなお酒ばかり飲んでるイメージを持っている人もいるかもしれませんが、最近彼らも健康志向で、ビールを飲もうという気分が強まっているといいます。
もともとビールはお酒ではないとロシア人は思っていたという話もありますが、季節も良くなり、晴れた日には街からすぐそばにあるスポーツ湾で肌を焼きながら、ビールを飲むというのは、ウラジオストクの人たちにとって大きな楽しみです。
市内には、ビール専門のバーもいくつかあります。この1、2年でビヤバーがずいぶん増えたそうです。
現地在住の宮本智さんが人気のビヤバーとユニークなビール専門店を紹介してくれました。
まずビヤバーは「ラウンドリー・バー(Laundry bar)」です。ロシア全土から集めたローカルボトルビールを置いています。生ビールもあります。
食事メニューはロシア語だけですが、写真があるので指差し注文できます。
営業は水~土曜の20時から。場所は24時間スーパーが地下にあるクローバーハウスから徒歩2分です。
ビール専門店は「パピーヴ(Папиву)」といって、1962年創業の地元ビール工場が運営する販売店です。
店内のインテリアは「ソビエト」がテーマで、赤を基調としたソ連時代のクールなデザインセンスであふれています。
入口正面には、ロシア革命を起こした指導者レーニンの肖像画も描かれています。
残念ながら、ここはバーではなく、テイクアウトのみの店なのですが、このようなソ連っぽさ全開の店はウラジオストクには少なく、とても貴重だと宮本さんは言います。
場所は、ウラジオストク経済サービス大学から徒歩5分で、市内から鷲の巣展望台やマリインスキー劇場に行くとき乗る路線バス15番で途中下車します。
ところで、ソ連っぽさ全開の店ということでいうと、もう閉店して存在していないのですが、スポーツ湾に面したパグラニーチナヤ通りに「ドルージバ」という老舗バーがありました。
赤い照明に包まれたムードたっぷりのバーで、むき出しのレンガの壁にレーニンが描かれていました。
ダンスフロアもあり、ロシアの英雄で宇宙飛行士のユーリイ・ガガーリンが、ちょっぴりポップに描かれています。
昼間はこんな感じで、庶民的なカフェとして使われていました。
この店は、以前本ニュースサイトで紹介したおしゃれなラーメン店「UMAMI ramen club」に生まれ変わっています。
これからの季節、ウラジオストクに来たら、ビールを浴びるように飲めますよ。
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