ウラジオストクでは来年1月7日のクリスマスの準備が整いました
日本ではクリスマスはもう終わってしまいましたが、ロシアではこれからです。
なぜなら、ロシア正教の国ではクリスマスは毎年1月7日だからです。
年の瀬迫るウラジオストクでは、ようやくクリスマスの準備が整いました。
それを象徴するのが、中央広場に建てられる クリスマスツリー (ヨールカ ёлка)です。今年のヨールカが完成したのは12月20日の夜のことでした。
これです。
ライトアップしたヨールカは本当に美しいですね。この写真を撮ってくれたのは、日本海ブリッジのウラジーミルさんです。上空からの眺めになっているのは、広場に面した沿海地方政府庁舎のビルに上がって撮ったからだそうです。
ヨールカの周辺に人だかりが見えます。右側に演奏やダンスをするステージも。
でも、今年の中央広場はそれだけではありません。このヨールカの手前に広がる囲いの中は何でしょうか?
入ってみましょう。たくさんの子どもたちがいます。
そこは期間限定のアイススケートリンクだったのです。
ウラジーミルさんは話します。
「中央広場にクリスマス期間中スケートリンクができるのは初めてのことです。今度、娘と一緒に遊びにいこうと思っています」
ウラジーミルさんの娘さんについては、ウラジオストクで盛んなテコンドーについてお伝えした以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
昼間のスケートリンクはこんな感じです。
中央広場には、来年7月下旬から8月上旬にウラジオストクで開催されるアジア子供オリンピック(第7回国際スポーツ競技大会「アジアの子供たち」)のデジタルカウントダウン時計が置かれていました。
中央広場を少し離れてみましょう。クリスマスシーズンに入ったウラジオストクの町の様子を送ってくれたのは、ウラジオストク在住インスタグラマーのアンナさん です。
クリスマス市が開催されています。場所は、噴水通りをスポーツ湾側から東に向かって歩いて、線路の上を渡った先の左手の広場のようです。
クリスマスツリー用のオーナメントやロウソク、人形などが売られています。
また、食べ物なども買えます。
この広場のクリスマス市には門がつくられています。
噴水通りは夜になると、毎年恒例の光のイルミネーションが飾られます。
2022年は寅年ですね。 ウラジオストクのシンボルはトラですが、実はロシアにも干支があり、中国と同じだそうで、来年はやはり寅年なのです。
いずれにせよ、ウラジオストクでは年が明けると、クリスマスが始まります。しばらくこの美しいイルミネーションや広場のヨールカ、子供たちのアイススケートリンクがにぎわいそうです。
ウラジオストクチャンネルをご覧になっているみなさま、いつもありがとうございます。また現地から多くの便りや情報を送ってくれたウラジオストクの友人たちには心より感謝したいと思います。
みなさん、よいお年をお迎えください。来年も、どこにもない新鮮なウラジオストク発の情報をお伝えするつもりです。
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