ウラジオストクの絶景の岬や入江の海でSUP(サップ)を楽しもう

SUP体験
ツアー

SUP(サップ)とは、スタンドアップパドルボード(Stand Up Paddleboard)の略称で、専用ボードに乗ってパドルで海や川などの水の上を漕ぐスポーツです。

ウラジオストク在住のインスタグラマーのアンナさんは、今年の夏、何度もSUPを楽しんだそうです。

朝日を背景にSUP

「先週の週末、日が昇る前に起きて、ルースキー島の南にあるトビジナ岬(Мыс Тобизина)でSUPをやりました。朝6時から始めて、6時半にボードの上で朝日を見ました。

ウラジオストクにはたくさんのSUPのトレーナーがいて、インスタグラムで彼らが企画しているツアーの日程を調べ、行きたい日に参加します。たいてい1回のグループは10人から15人くらい集まり、毎回いろんな場所でやります。

SUPを楽しむグループ

特に景色が美しいのが、トビジナ岬とバサルギナー灯台 (Маяк на мысе Басаргина) です。ほかにも沿海地方水族館 (Приморский океанариум Научно-образовательный комплекс) の沖合の パリス湾(Парис) や、トゥルダ湾 (бухта Труда) でもやったことがあります。

トビジナ岬でSUP記念撮影

初回はトレーナーにボードの乗り方など教えてもらいますが、私の場合、すぐにできました。実際、すごく簡単です。以前日本のお客さんを何回か案内したことがありますが、みなさんすぐに漕げるようになりましたよ。

来年は、私の所属するHISウラジオストク支店でも、SUPの体験ツアーをやりたいと思っています。ぜひご参加くださいね」

ここが、アンナさんがSUPを楽しんだトビジナ岬です。

上空から見たトビジナ岬

この岬には大きな絶壁と洞窟があります。

絶壁と洞窟

これは参加したグループと一緒に洞窟の前で撮ったものです。

洞窟の中で撮ったグループ写真

洞窟の中をSUPに乗ったまま探検します。

洞窟の中をSUPに乗ったまま探検

これがもうひとつの絶景スポットのバサルギナー灯台です。この灯台は高さ8mほどで、最初1937年に木造で建てられましたが、1958年に現在の姿になりました。場所は、ルースキー大橋の半島側のたもとの東に突き出た岬にあります。

バサルギナー灯台

岬の周辺をSUPで漕いで遊びます。

岬の周辺でSUP

近くに海鳥の小さなコロニーがあります。

海鳥のコロニー

沿海地方水族館の沖合もSUPのスポットだそうです。

沿海地方水族館

トゥルダ湾はルースキー島の北側の入江の中にある小さな湾です。「波の静かな日は、外界が面白いですが、風が強く波があるときは、トゥルダ湾のような静かな場所でSUPしたほうが安全」とアンナさんはいいます。

先ほどアンナさんが話していたように、来年の夏はSUPの体験ツアーを企画したいそうです。一般にSUPの体験ツアーはこのような流れになります。

  1. 集合場所から車で目的地へ向かいます。
  2. 現地に着いたら、SUP用の服装に着替え、準備体操をし、SUPの乗り方や漕ぎ方などのレクチャーを聞きます。
  3. レクチャーがすんだら、さっそく海に出ます。始めはボードの上に膝立ちし、パドルを漕ぐ練習し、慣れてきたらボードの上に立ち上がり、立ち漕ぎにチャレンジします。
  4. 静かな海であれば、のんびりクルージングしたり、いったんボードを停めて、絶景の海の上でボードに寝転んで休んだり、海の上で参加者と一緒に記念撮影をしたりします。

SUPは特別な資格やライセンスが必要なく、誰もが気軽に体験できるスポーツです。サーフィンとは違い、高度なスキルやテクニックは必要ありません。初心者でもその日のうちに楽しめます。

用具についても簡単に説明します。基本的に必要なのは、ボードとパドル、リーシュコードだけです。

ボードは一般に、9フィート(約274.3cm)以上のロングボードと呼ばれているものが使用されます。幅広で安定感があるので、安心です。パドルは漕ぐためのもので、スタンディングした状態で使えるよう身長に合わせて選びます。リーシュコードは、サーフボードと身体を結ぶ紐のことで、パワーコードとも呼びます。

SUPツアーの企画の詳細がわかったら、ぜひアンナさんに報告してもらいましょう。

ビーチに準備されたSUP

HISウラジオストク支店

【HIS】ウラジオストクの観光スポット・グルメ情報|ロシア特集 (his-j.com)

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