滑りやすいので注意! 雪が降った翌朝の歩き方と靴の選び方

雪道となった噴水通り。はるか遠くのアムール湾が氷結しているのが見えます。
ウラジオストク便り

ウラジオストクでは先週末の2月15日、大雪になりました。雪景色は悪くはないのですが、翌朝がちょっと大変です。

人の足で踏まれてできた歩道の画像
人の足で踏まれてできた歩道。少し坂になっているので滑りやすい。

坂の多いウラジオストクでは、雪道でたくさんの車がスリップして動けなくなり、渋滞が起きて立ち往生しました。その後、市の除雪車が夜通しで作業をしてくれたので、ようやく車道は整ってきたのですが、雪解けの汚い水などで道路や歩道が滑りやすくなっています。

こうした雪道に慣れていない日本からの観光客にとって、滑らないようにするための賢い歩き方を知っておきたいものです。

ウラジオストク在住のインスタグラマーemi さんが雪道の賢い歩き方について、以下まとめてくれました。

① 滑らない雪道の歩き方

ウラジオストクの人はみんな「滑らない歩き方」を知っています!(私は知らなかったので、夫に教わりましたww)

一般に、私たちはかかとから踏んでかかとから上げますが、そういう歩き方だと滑ります!

雪道や滑りやすい道では「小さい歩幅で/足裏全体で踏んで、足裏全体を一緒に上げる/時間をかけて歩く」という歩き方が有効です!

雪道を歩くうえでもうひとつ大切なのは、靴の選び方です。emiさんはそのポイントをこう説明してくれました。

② 靴の選び方~「とにかく足先が冷えないように」

雪かきがすんだ歩道の画像
雪かきがすんだ歩道もあるが、通りにはまだ雪が溶けずに残っています。

ウラジオストクは、一般的には雪が少ない都市だと言われています。ですが、風が強く、氷点下が続く真冬は、外を歩くと足先がものすごく冷えます!

日本では馴染みのないことですが、ロシアでは一般的に夏の靴、秋の靴、冬の靴というくくりで店頭に並びます。

秋の靴がいわば日本でいうブーツのことです。

ロシアでの「冬の靴」は、靴の中がモコモコしていて暖かいもの、スノーブーツなどを指します。

車での移動や外を出歩かない場合は、そこまで考えなくてもいいかもしれませんが、観光客など外を長時間歩く方は、暖かい靴を履くか、もしくはお手持ちの靴に暖かい靴下を合わせて履くことを強くお勧めします。

最後に、靴以外の防寒必須アイテムです。

③ 現地の方の防寒必須アイテム~帽子

除雪された車道と、雪や氷が残っている歩道の画像
3日後、車道は除雪されましたが、歩道はまだ表面に雪や氷が残っていて滑りやすい。

日本人のように「オシャレのために寒さを我慢する」という考えは、こちらではないように思います。

冬の靴と同様、帽子は必須で、帽子を被らないで歩いていると、見知らぬおばちゃんから怒られたことがあります。

ウラジオストクでも冬用の帽子はたくさん売っていますから購入できますが、必ず用意するようにしてくださいね。

日本に比べると、少し春の訪れが遅いウラジオストクでは、まだしばらく寒い日が続きますが、冬でもこの町には楽しいことがたくさんあります。emiさんはインスタグラムで日々、ウラジオストクで体験した出来事や、ご自身が訪ねたおしゃれなカフェやショップなどを紹介しています。ぜひご覧になってください。

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