ウラジオストクではいま水上サーカスが開催中です

ちょっと意外に思われるかもしれませんが、ウラジオストクは小さな子供連れで安心して楽しめるスポットがたくさんあります。

そのひとつはサーカスです。ロシアの伝統的な大衆娯楽で、市内には新しいサーカス場（ウラジオストク国立サーカスГосударственный Владивостокский Цирк）があります。

サーカスといえば、天井に高く張られた綱渡りや空中ブランコなどの人間離れした曲芸もありますし、ゾウやライオン、シベリアにいるクマやトラなどの動物が大活躍します。クマが自転車やオートバイに乗ったり、ローラースケートで走ったり、レスリングやダンスまで見せてくれるのですから、たまりません。おどけたピエロも観客席にやってきて、子供たちは大喜びでしょう。

3月14日から4月19日にかけて、ウラジオストク国立サーカスでは、水上サーカスが行われています。

ふだんは動物たちが曲芸を見せるステージに水が張られ、噴水が上がりながら、さまざまなパフォーマンスが繰り広げられます。極彩色の昭明が当てられ、とても幻想的な空間が生まれるなか、サルやクマたちも愛嬌たっぷりの演技を披露します。

この水上サーカスは、毎年時期を変えて定期的に行われる演目で、地元では大人気です。

ウラジオストク国立サーカスはソ連時代から続く歴史のあるサーカス場ですが、2017年12月に改装され、新しくなりました。公式ウエブサイトで演目の内容やスケジュールは確認できるので、旅行の計画に入れてはどうでしょう。

サーカス場の行き方は、中央広場から路線バス31番に乗り、所要10分で到着するバス停Циркを下車してすぐです。チケットのネット購入は、まだ外国人には対応していないため、劇場で直接買うことになります。