ウラジオストクのレストランではワカサギ・フェスタ開催中!

キュウリウオフェスティバル
イベント

ウラジオストクのレストランでは、1月16日から26日まで「ワカサギ・フェスタ」を開催しています。
※参照記事=15.01.2020 Корюшка по 100 рублей! Фестиваль зимней рыбы стартует в Приморье 16 января

ワカサギ(キュウリウオ)釣りの風景

いまこの町で盛んなのが、氷結した海の氷に穴を開けてやるワカサギ釣り。晴れた日の朝、海辺に行くと、いるわいるわ、たくさんの人たちが氷の海の上に座っています。

氷に穴をあけ釣り糸を垂らす釣り人

彼らは寒空の下、こうやって穴に糸をたらしてじっと待ちます。なんとものどかで旅情を誘う光景ですね。

しばらくすると、こんな具合に魚がどんどん釣れます。

たくさんのワカサギ(キュウリウオ)釣果

さきほど「ワカサギ・フェスタ」といいましたが、これは通称です。なぜなら、ワカサギは内湾や湖でとれる魚。ウラジオストクのは、実際には、コマイの一種だそうです。見かけはよく似ています。このフェスタの告知に「キュウリウオ」と書かれていますが、こちらもよく似た魚ですが、コマイに比べるとおおぶりで、オホーツクなどの北海でとれる魚です。燻製ものはビールのつまみの定番です。

さて、ロシアではこの魚をどうやって調理して食べるのか。

キュウリウオのフライ

最もポピュラーなのが、ひまわりオイルで揚げるフライです。Жареная корюшкаといいます。日本のワカサギフライと同じで、ビールのつまみにするそうです。 レストランで食べても、100g約100ルーブル(170円)ほど。ライムやレモンをしぼって食べます。

ほかにも、フライをハンバーガーにしたり、スープにしたりします。このへんがロシアらしいですね。

「ワカサギ・フェスタ」を開催しているのは、市内の主なシーフードレストランです。有名どころでは「ポルトカフェ」。沿海地方の食材を使ったオーガニックレストランとして知られる「オゴニョク」などです。

キュウリウオフェスティバル

ぜひ訪ねてみてください。ワカサギ釣りはウラジオストクの冬の風物詩なのですから。

ピックアップ

関連記事

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。