ウラジオストク国際空港の中を簡単に案内します
2020年春からJALやANAも就航し、日本からのフライトも大幅に増加したウラジオストク国際空港。ターミナルは国内線と国際線両用のコンパクトな空港ですが、構内の施設を簡単に紹介します。
まず、日本からの到着時の流れから。入国手続を済ませ、到着ゲートを抜けると、1階のターミナルロビーに出ます。すぐ目の前に現れるのは、ロシアの大手通信会社4社が並ぶSIMカードの販売カウンターです。1週間以内の滞在であれば、料金はサービス内容にもよりますが、350~500ルーブルくらいです。その場でパスポートを見せると購入できます。
その先にあるのは、ツーリストインフォメーションです。ウラジオストクと沿海地方に関する地図や観光案内パンフレットが置かれています。そこには英語を話す女性スタッフがいるのですが、とても親切で驚いたことがあります。
空港のフリーWi-fiを使う場合、現地の電話番号でショートメッセージを受け取り、そのナンバーを打ち込む必要があるのですが、彼女はなんと自分の携帯にショートメッセージを送り、ナンバーを教えてくれたのです。見ず知らずの外国人に自分の携帯番号を知られてしまうおそれがあるというのに、彼女はそんなことなど気にせず、親身になって手伝ってくれたのです。
ロビーに出ると、中央に国際線の出国ロビーに上がるエスカレーターが見えます。その脇に、両替所とロシアの大手銀行のATMが並んでいます。ATMでは、クレジットカードでキャッシングができます。
これが空港の正面出口。出ると、目の前にバスやタクシー乗り場があります。
市内へのアクセスのもうひとつの手段として、空港発の近郊電車(エレクトリーチカといいます)があります。その乗り場入り口が空港正面に向かって左手にあります。
さて、今度は帰国時に市内から空港に来た際に知っておくと便利な施設を紹介しましょう。
ロシアの国際空港の場合、空港内に入るときに必ず手荷物検査をします。
これが国際線の出国ロビーに向かうエスカレーターです。
その両サイドにチェックインカウンターがあります。向かって右手が国内線、左手が国際線です。
チェックインをすませ、フライトまで時間があったら、ロビーで食事をしたり、みやげを買ったりできます。
コンビニやハチミツ屋、
ロシアのスキンケア商品を売るショップ、
そしてカニやホタテなどの海産物を販売する店もあります。
またコーヒーショップやロシア風のカフェ、
中央アジア系の食事を出すレストランまであります。
これらを見ているだけで、けっこう時間をつぶせます。買い忘れたみやげものも、空港でたいていのものが揃いそうです。
出国ロビーに向かうエスカレーターを上ると、正面にひとりのロシア人の肖像画が見えます。この空港の正式名として冠されている人物で、ウラジーミル・アルセーニエフです。彼は極東ロシアの探検家、人類学者として知られています。
右に進むと、カフェがあります。ここはロシア料理がメインのようです。ビールなども飲めます。
さらに進むと、いくつかのみやげもの屋やコンビニ、そしてロイズのチョコレートショップがあります。ロシアでは人気です。
出国手続きをすませると、免税店やカフェがあります。そして、時刻が来たら搭乗が始まります。
市内へのアクセスや各店の紹介は、また別の機会にすることにしましょう。
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