鷲の巣展望台はセクゾの撮影地じゃなくても人気のインスタ映えスポットです

夕時の鷲の巣展望台
お立ち寄りスポット

先日、日本人留学生がセクシーゾーン2020年カレンダーの撮影地めぐりをYOUTUBEで伝えてくれましたが、本ニュースサイトの同企画3回目は、メンバーが肩組みあって並ぶこの写真です。

セクシーゾーン11月カレンダー画像

背後は暗くて街灯りが見えることから、高台の上にいることがわかります。

ウラジオストクを一度でも訪ねたことのある人なら、きっとわかるのではないでしょうか。

そうです。ここは鷲の巣展望台(Видовая площадка Орлиное гнездо) です。下の写真の右手に金角湾大橋の明かりが見えています。

夕暮れ時の鷲の巣展望台

ウラジオストクに来た人が必ず訪れるという鷲の巣展望台は、夕日に赤く焼けた空が濃いブルーへと刻々と移り変わりゆく日没前の時間帯がおすすめです。

ここは標高214mの丘の上にあり、市内で最も高い場所。港の明かりが点り出すのと同時に、金角湾大橋も車のライトで生まれる光の筋が美しく延びて見えます。気がつくと、カップルたちがそこかしこに現れています。この町を代表するインスタ映えスポットです。

写真を撮るカップル

でも、ここは昼間の眺めも悪くありません。

展望台から見渡せるのは、ウラジオストク港とそれをまたぐ金角湾大橋の現代的なシルエット。はるかかなたには、アムール湾に浮かぶルースキー島をはじめとした島並みが一望できます。

昼間の鷲の巣展望台

ウラジオストク港に浮かぶ軍艦や商船、漁船なども見えます。この白地にブルーのラインの入った客船は、DBSフェリーといってウラジオストクと鳥取県境港を結ぶ定期航路の船です。この船で日本とウラジオストクを往復できるのです。客船の右手のターミナルの後ろには、モスクワまで行けるシベリア横断鉄道の始発駅、ウラジオストク駅が見えます。

客船DBSフェリー

鷹の巣展望台には、十字架を抱えて立つふたりの人物の銅像が建っています。彼らは、ギリシャ語をスラブ語に翻訳してロシアにキリスト教を布教した東方正教会の宣教師キュリロスとメトディオスの兄弟です。この像がここにあることは、ウラジオストクが極東に位置するスラブ語圏最果ての地であることを物語っています。

宣教師キュリロスとメトディオスの兄弟の銅像

市内中心部から約1kmほど東の高台に位置する鷲の巣展望台への行き方は、いくつかあります。まず、中央広場から徒歩20分ほどかけて歩くこと。また中央広場から路線バス31番で2つ目のДВГТУで下車し、ケーブルカーに乗ります。

鷲の巣展望台から景色を眺める二人の女性

ケーブルカーの乗り方についてはまた別の機会に。

ピックアップ

関連記事

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。