アンナさんのウラジオストク、渋くて秘密の週末バーめぐり
ウラジオストクでは新しいバーが続々とオープンしています。現地在住インスタグラマーのアンナさんが最近お気に入りのバーを4軒紹介してくれました。それぞれ個性的なバーばかりです。
まずは彼女がいちばん気に入っているという「THE PUNCH」から。
「最近、私は週末によくバーに出かけます。なかでもTHE PUNCHはとてもおしゃれで、ウラジオストクで私がいちばん好きなバーです。行く前にインスタグラムでメッセージを書くか、電話で予約しなければ入れない秘密の場所です。コロナの前には外国人の友達をよく連れて行きました。去年の2月にできました。
訪ねると、おつまみのピーナッツと、オレンジのカクテルをサービスしてくれます。😊🍊
店内はまるで映画のワンシーンのように渋くてクールな空間ですね。
人気観光スポットの噴水通りから一本路地に入った場所にあるのですが、入口はとてもわかりにくいです。でも、ぜひ見つけて訪ねてください」
THE PUNCHのInstagram
次は、ソ連時代のレニングラード風スタイルの、こちらも渋い酒場「Икра и Водки」です。
「ロシアではこのような酒場をリュモチナヤ(Рюмочиная)といいます。リュモチナヤはリュモカというロシア語に由来し、杯やショットグラスを意味しています。生ビールや果汁酒のショット、ロシア料理やザクスカ(前菜)が出ます。果汁酒は美味しくて安いです。一杯は100~200ルーブル(約150円~300円)でした」
ソ連の哀愁酒場「リュモチナヤ」 – ロシア・ビヨンド (rbth.com)
場所は、アレウーツカヤ通りの噴水通りと交差した少し北側にあります。
Икра и Водкиのメニューはこちら
Икра и ВодкиのInstagram
ウラジオストクにはライブバーがたくさんあります。アンナさんのおすすめは、2018年8月にオープンしたジャズバー「syncope jazz Bar」です。
「シャンパンを飲みながらジャズを楽しめるバーです。食事もカクテルもおしゃれで美味しいです。地元のジャズバンドはもちろん、ゲストも来て演奏します。私が先日の金曜日に行ったとき、地元のふたつのバンドが演奏しましたが、次の日、Golosというミュージック番組の参加者の歌手が来ました。
2番目のバンドのほうがすごかったと思います。jazz danielsというバンドです。
私は、タパス(小皿料理)とカクテルを注文しました。Jessica Rabbit というカクテルは最高に美味しかったです。値段はちょっと高かったけど(笑)。
ここはTHE PUNCHと同じぐらいの値段で、カクテル1杯は400~500ルーブル(約600円~750円)です。
THE PUNCHもsyncope jazz Barもカクテルはとても美味しいです」
場所はスヴェトランスカヤ通りのアルセーニエフ博物館の向いの地下にあります。ここはわかりやすいと思います。
syncope jazz Barの公式サイトはこちら
最後はワインバーの「Grunerwine」です。
「ここもとても良いところです。1階はワインショップで、2階が小さなワインバーです。店内の壁を赤く染めていて、赤ワインを表しているようです。料理の種類は少ないですが、ワインにとても合います。
メニューには入っていないのですが、イクラのタパスにロシアンスパークリングの組み合わせは最高でした」
場所はグム百貨店から坂道を上がったロッテホテルのすぐ近くにあります。
GrunerwineのInstagram
アンナさんの話を聞いていると、ウラジオストクにはナイトライフを楽しめる場所がたくさんあることがわかります。しかも、そのほとんどが市内中心部の徒歩圏内にあるのだから、より取り見取り、バーのはしごだってできてしまいます。夜は少しも退屈することなんてなさそうですね。1日も早くコロナが明けて、ウラジオストクに行きたいものです。
(1ルーブル=1.5円 2021年6月のレートに基づいています)
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